すそわきがかもしれない。そう思ってしまうと、いてもたってもいられなくなります。どうにか予防できないものか、あるいは、臭いを減らせないかなどいろいろかんがえてしまいますね。

すそわきがもワキガと同じですから、ワキガ対策のクリームなどで予防することが可能です。

ここで問題がひとつ。それは、すそわきがは、デリケートな部分であるため、一般的な汗の臭いを予防する製品や、ワキ用のわきがクリームでは、刺激が強すぎる場合があることです。

すそわきが自体は、陰部がムレて発生することもあり、臭いだけを取り上げるとかなり強烈なので、消臭効果がかなり高いものにしたいのですが、デリケートな場所という条件からそうもいかないというのが悩ましいですね。

肌に優しくて、消臭効果の高いクリームをどのようにして選べばいいのか、その種類と一緒にご紹介します。

すそわきがに使えるタイプは2タイプ

臭いに対するクリームは、大きく分けると塗り方によって2種類のタイプがあります。直に塗る直塗りタイプと自分の指を使って塗る指塗タイプです。この2つのタイプはそれぞれに特徴があります。

最初に紹介するのは、直塗りタイプです。市販製品でよく見るのがこのタイプです。直接臭いが気になる部分に塗り込む形になります。容器から直接塗るので、手が汚れることがなく、気軽に使うことができるのがいいですね。

直塗りタイプには、さらに2種類のタイプがあります。ロールオンタイプとスティックタイプです。

ロールオンタイプは、塗る部分がボールのようになっていて、くるくる回りながら容器の中の薬剤を出して塗ることができます。スティックタイプは、口紅のような形状ですね。スティック状の薬剤を直接肌に塗っていきます。

直塗りタイプは、ワキのような部分にはいいのですが、すそわきがで塗る陰部のような場所にはあまり適していません。というのも、直接容器を使って塗るので、その容器自体に菌が繁殖してしまう可能性が高いからです。

臭いを予防しているつもりで、使っているのに、逆に金を塗りまくってしまっているという結果になっているとも限らないのです。

更に、デリケートな場所に塗るので、つけすぎてべたべたしたり、渇きが遅いために、いつまでもヌルヌルしてしまうことも考えられます。

特に市販品の場合は、デリケートゾーン専用でないかぎりおすすめできません。そして、残念ながら市販品でデリケートゾーン専用品は、ほとんどありません。

では、指塗タイプならどうでしょう。こちらは、自分の指にクリームを取り出して塗るタイプなので、容器の雑菌の繁殖はありませんし、必要以上にたくさん塗ってしまうこともありません。

ただ、つけるたびに指が汚れてしまうのがめんどうですね。

このタイプにもデリケートゾーン専用、あるいは、デリケートゾーンも使えるという記載のあるものはないので、少々刺激が強いのではという心配は残ります。

肌にやさしい無香料のクリームがおすすめ

すそわきがはデリケートゾーンへのアプローチということで、クリームのタイプは別にして、大切なのは、刺激が少ない商品を選ぶということです。

刺激が少ない製品という意味では、無香料がおすすめです。すそわきがは、独特の臭いがするので、その匂いを消すために強い香りのものを選びがちですが、逆に、臭いが強いとその匂いとすそわきがの臭いが混ざってしまって、悪臭となる可能性が高くなります。

昔のヨーロッパで、臭いをごまかすために香水が発達したという話は、有名ですが、これは、今やありえないことなのです。

香りでごまかせばどうにかなるものではありませんし、逆に臭いが広がって、余計目立ってしまうことなりかねません。

ですから、使うのであれば、やっぱり無香料がおすすめなのです。

すそわきが専用クリームちゃんとあります

すそわきがの臭い対策としてのクリームは、市販されているものではほとんど見つけることができません。でも、実際には、この世の中に存在しています。

もちろん、病院にいって治療をすれば、処方箋で買うことができるクリームはあります。ですが、もっと手軽にと思いますよね。

すそわきが専用クリームは、通販で買うことができます。店頭にない理由は、ずばり、価格の問題です。すそわきが専用のクリームは、高級クリームと言っても過言ではないお値段がします。

デリケートゾーン専につけるものですから、肌にやさしく、ムレで強くなりがちな陰部の臭いをしっかりと抑えてくれる消臭力が必要です。この2つの条件を満たすには、研究に研究を重ねる必要があり、その結果高額になったわけです。

成分や使用感、消臭効果にこだわって、男性であれ女性であれ使えるわきがクリームが開発されました。

消臭クリームと一言でいっても、すそわきがに使えるとなるといろいろな条件が出てきます。リスクを伴うことを覚悟で、市販のものを使うにせよ、少々お高くても刺激のないみのを使うにせよ、本来の予防法である、清潔にしてから使うことを心がけてくださいね。

すそわきがの原因

最近、マンコ周辺のニオイを気にする女性が増えています。場所が場所だけに、他の人とくらべることもできず、また相談もしづらいため、ひとりで悩んでしまうのでしょう。

ニオイがあるだけでおかしいと思ってしまう人もいるようですが、性器も人間の体の一部なのですから、多少のニオイがあるのは当たり前なのです。

ただ、肉や油っこいもの、ニオイの強いニンニクやニラなどをたくさん食べすぎると、体臭が強くなるように、性器周辺についても同じようなことがいえるでしょう。

また、汗をかきやすい部位なので、月経中でなくとも下着やストッキングで締めつけていると、蒸れてニオイが強くなりがちです。このようなことに気をつけても、まだ気になるニオイがあるときは、次のようなことが考えられます。

外陰部のニオイで気をつけたいのは、おりものがいつもと違うニオイを発したときで、おりものは、子宮頚管や催の分泌物で、正常なものは甘酸っぱいニオイがし、半透明か白色で、乾くと黄色っぽくなります。量は、排卵期でやや多く、妊娠すると増えます。ただし、何らかの病気や異常があると、ニオイや色に変化がみられます。

病気によっては、外陰部にかゆみや痛みをともなうものもあり、いつもと違う、おかしいなと思ったら、早めに婦人科を受診することをおすすめします。おりものの異常でわかる主な病気やトラブルをあげてみましょう。

月経と匂いとすそわきがの因果関係

女性の体臭は、月経周期に合わせ微妙に変化しています。

月経周期は、女性ホルモンの分泌に応じて変化していきますが、月経前になると、ホ ルモンの影響で皮脂腺が刺激され、皮脂が多く分泌されるようになります。分泌される皮脂があまり多いと、腺の出口が詰まり、皮脂腺中の脂肪酸が酸化し、ニオイがより強くなります。
とくにワキガの人の場合は、月経が近づくと、ふだんよりニオイが強くなる傾向がみられるようです。

ただし、川経周期のニオイ変化には仙人差があり、排卵期に強く感じる人、月経前にきつくなる人などさまざまです。

これは、喚覚の変化も影響しているのかもしれません。女性の喚覚はホルモン分泌の 変化に影響され、一般的に、排卵期になると唄覚が敏感になり、月経時には、やや鈍感になるといいます。

妊娠時にも唄覚が敏感になるといいますが、体調の変化で、少しの ニオイの違いも強く感じるのかもしれません。

また、月経時になると、なんとなく性器周辺のニオイがきつくなったような気がしま す。確かに、H経になって血液が腔から外に出て酸化すると、ニオイが発生します。雌化した血液のニオイは、鉄サビに似ているといいますが、これ自体はほとんど感じられないニオイです。
むしろ、ニオイは、ムレからくることが多いように思います。

ナプキンを当てたままにしていると、蒸れてきます。もともと性器周辺部は汗をかきやすい箇所でもあり、長時間当てていると、雑菌が繁殖しやすくなります。その結果、ニオイの発生を招くのです。

さらに、ナプキンの上にはく生理用ショーツも蒸れやすい材質のものが多く、ニオイ発生を加速させます。その上、ストッキングやガードルをはき、局部を締めつけていれば、蒸れるように、ニオイを発生するようにといわんばかりの装いになってしまうでしょう。

ショーツやナプキンは、通気性・吸収性の高いものを使い、月経中はとくにガードルなどで締めつけないようにしましょう。

また、ナプキンをこまめに取り替えるようにし ます。岐近は、吸収のよいナプキンが杵及していて、背ほど蒸れにくくはなっているよ うですが、それでも3時間程度の間隔で交換することをおすすめします。タンポンを使 う場合も、こまめに交換することが大切です。ショーツは綿素材や絹の通気性のよいも のを選びましょう。 シャワーなどで清潔に保つことは大切ですが、洗いすぎはいけません。もともと睦に は自浄作用があり、外からの雑菌の侵入を防ぐ働きを持っています.殺菌作用の強い石 けんやビデなどで洗いすぎると、陸を守る常在菌までやっつけてしまって雑菌の侵入を 許し、炎症を起こすことにもなりかねません。ごしごし洗うのではなく、外からザァーと流す程度にしましょう。

なかには、セックスのときに性器周辺のニオイがきつくなるけれど、「すそワキガ」ではないかと不安にかられる人もいるようです。「すそワキガ」も、原因はワキガと同じアポクリン腺にあります。大昔の人間には、全身にたくさんあったアポクリン腺ですが、現代ではほとんど退化してしまいました。一部まだ残っているのがわきの下で、そのほか、耳の中、へそ周り、外陰部の周辺などです。

さらに、日本人の場合は、わき以外にアポクリン腺が存在することはとてもまれで、あったとしても腺自体、活動していないでしょう。それでも、性器周辺にかぎって、他人にも感じる程度のニオイを発することがあり、これを俗称ですが、「すそワキガ」と呼んでいます。 アポクリン腺は性的な興奮によって活発になり、より強いニオイを出すようになります。性的な拠奮が、自律神経のうちの交感神経の活動を促し、それがアポクリン腺を刺激するからです。ですから、もしも外陰部にアポクリン腺があれば、セックスによってニオイが強くなるということは考えられます。

スソワキガは意外に治療が可能

めったにないものの、仮に「すそワキガ」だったとしても、治擦は難しいものではありません。
外陰部のアポクリン腺は、わきのように活動的ではありませんから、手術で全部を摘出する必要はなく、「電気凝固法」という方法で充分治療が可能です。

これは、陰毛の毛根に絶縁針を刺して通電し、アポクリン腺を凝固させてしまうという治療法です。

とくに、外陰部のアポクリン腺は、わきと違いすでに退化しているものが多く、当院での治療経験からいうと、2〜3回の電気凝固である程度の成果を得ることが可能です。 ただ、わきのアポクリン腺のように肉眼ではっきりわかる大きさではないため、「試験切開」ができません。ですから、本当にワキガなのかどうか、電気凝固をする前に確認できないことになります。

実際、「すそワキガでは?」と来院する人たちのなかには、他人に感じられるニオイはとくにないのに、自分ではニオイが気になってしかたがない「自己臭妄想」の人もいます。ニオイがあっても、股間部のエクリン腺からの汗や、小陰唇にある皮脂腺からのニオイ、あるいは、おりもののニオイの場合も少なくありません。

他の原因による場合は、電気凝固法で治療しても、当然、効果はありません。しかし、治療後ニオイが減ったのであれば、やはりアポクリン腺は存在していたということになり、その治療によって、「すそワキガ」だったと診断がつくことになります。効果があれば、治療を統ければいいでしょう。

ただし、このような治療を受ける前に婦人科を受診し、外陰部からのニオイが摘気などによるものでないことはきちんと確認しておく必要があるでしょう。