ストレスが原因で急にワキガになる?ストレス解消でワキガ臭を治す

よくネットなどでワキガの対処法を調べていると、「油ものの多い食事を避ける」「ワキを清潔に保つ」「ストレスのない生活を送る」といったような方法が出てきますよね。

でも食事やワキを清潔に保つことが大切なのはわかるのですが、なんでストレスを溜めないがワキガに良いのでしょう?

ストレスを溜めようが溜めまいが、ワキガのニオイが変わるということは考えにくい気がするのですが…?

そこで今回はワキガとストレスの関係について説明していきましょう。

ストレスとワキガは密接な関係

実はワキガと精神状態というのは大きな関わりがあります。本来、人の体というのはリラックスしている状態が最もいい状態です。

しかしそこにストレスを感じるようなことが起きたり、あるいは極度の緊張状態に陥ってしまうと「自律神経」がうまくコントロールできなくなります。

自律神経が乱れるとどうなるの?

では自律神経が乱れると一体どうなってしまうのでしょうか。自律神経というのは本来無意識の行動(呼吸や血液の循環など)をつかさどっているところなのです。

しかしこのようにストレスを感じたり極度の緊張状態になってしまうと、アドレナリンが脳から分泌されて血糖値が急上昇。すると汗腺の働きも活発になり、汗が大量に噴き出してくるのです。

またこういった汗は手や首、ワキなどの局所的に噴き出してくるのも特徴の1つでしょうか。一時的なストレスであればこのように汗が噴き出てくるだけで済むのですが、これが慢性的なものになるともっと厄介なことが発生します。

それは「ホルモンバランスの崩壊」です。男性と女性の場合で起きる現象が違うのですが、特に女性の場合は生理にも関わっている「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌量が崩れてしまうことでワキガのニオイを強めてしまうこともあります。

エストロゲンとプロゲステロンとは

ここで少しエストロゲンとプロゲステロンについて説明しておきましょう。

エストロゲンとは、女性らしい体つきを作る働きのある女性ホルモンです。思春期の場合もそうなのですが、成人してからも妊娠に備えて子宮内膜を温めたりする働きがあります。

年齢ともに減少していくものなのですが、このホルモンを活性化させることでアンチエイジング効果なども期待できますね。

それに対してプロゲステロンは、受精卵が着床しやすいよう子宮内膜を柔らかくし、それに伴って体温も挙げてくれる効果のある女性ホルモンの1つです。

どちらも妊娠には欠かせない女性ホルモンで、普段は生理周期に合わせて一定のリズムで増減をしています。

エストロゲンの場合は特に生理の終わりごろから分泌量が増えていき排卵直後にピークに、それに対してプロゲステロンの場合は排卵直後に分泌量のピークを迎えます。

しかしストレスが溜まっている状態だとこの分泌のリズムや量が崩れてしまい、体に様々な異常を引き起こしてしまうのです。

ホルモンバランスが崩壊するとどうなるの?

ではこういったホルモン分泌量のバランスが崩壊するとどうなるのでしょう

もともと男性にしても女性にしても、思春期になると体の成長に伴いホルモンバランスが崩れていきます。そうするとニキビが増えたり、体臭がきつくなったりということが起こりますよね。

これを読んでいる皆さんも経験したことがあるかと思います。

思春期の場合は体が成長しきるとホルモンの分泌も落ち着いてくるため、自然とこういった現象も落ち着いてくるものなのですが、日常生活のストレスでホルモンバランスが崩れていった場合、体臭やワキガが慢性的になってしまうのです。

ちなみに都市伝説のような話かもしれませんが、妊娠や出産によってホルモンバランスが崩れ、突然ワキガになるという人もいるんだとか。

それだけ精神状態とワキガは密接な関係にあるということですね。

となると、妊娠の場合は仕方がないにしても、ストレスによるワキガは何としてでも防止したいところです。

ストレスを溜めない生活は可能なのか

しかし、日常生活でストレスをためないようにするなんてほぼ不可能でしょう。学校でも会社でも家庭でも、現代社会で生きている以上ストレスは絶対に発生します。

むしろ「ストレスを溜めないように生活しよう!」なんて考えながら生活するほど、ストレスが溜まってしまいます。

なので、ストレスを溜めないようにするというよりは、ストレスとのうまい付き合い方を考えていきましょう。

少しのお酒でストレス軽減

おすすめなのは適量の飲酒ですね。アルコールには抗ストレス作用があるため、ストレス対策としてはバッチリです。

さらに「活性酸素」を減らす働きもあるという点も見逃せません。

活性酸素とは食べ物をエネルギー源に変換するときに使われるのですが、余分に発生した酸素は汗や脂肪分を酸化させてしまうためニオイの原因を作る元となってしまいます。

つまりストレスを軽減するだけでなく、ニオイの元を断ってくれる効果まであるのです。

ですが、当然ながら飲み過ぎは禁物。過剰なアルコールは皮膚の血管を拡張させたり、体温調節中枢に働きかけて発汗量を増加させる効果もあります。

実は急に出た汗というのはニオイ成分が多く(濃度が高い)、逆にニオイの原因となってしまうことも。あくまで適量のお酒がワキガにはいいということです。

ストレスをかけるとついつい飲み過ぎちゃうこともあるかもしれませんが、そこはぐっと我慢ですね。

上手な入浴でストレス軽減

それと生活習慣を変えていくというのも有効な手段です。

寝不足や食生活の改善はもちろんのことながら、入浴方法を変えるというのもワキガに対して有効になります。

シャワーだけでさっと済ますのではなく、きちんと湯船につかることで汗をしっかりと出すことがワキガに対しては非常に効果的。

実は普段から空調が効いた部屋で汗をかかない生活を送っていると、汗腺の機能が低下して老廃物濃度の高い汗が出てきます。

老廃物濃度が高いということは雑菌のえさになるものがたくさん含まれているということ。そうすると当然ワキガやそれ以外の体臭もきつくなってしまうのです。

ですが普段から入浴で汗をしっかりと出す習慣をつけておけば、普段の汗もさらさらと水に近い成分になり、雑菌が繁殖することもなくなります。

またゆっくりと湯船につかり、リラックスした時間をとることもストレスへの対策になるのではないでしょうか。